会社を辞めるのではなく会社を「変える」ことを決意した。

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会社を辞めようと思ってたんだが、発想の転換で会社を「変えよう」と考えを改めたときのお話。

 

我が社について

私の勤める会社は今年で創設10年目、社員数は20名そこそこといわゆる「中小企業」だ。
事業内容は「小売・卸」で、年商は約10億程度。

ベンチャー企業なんてカッコイイものではない。

ただ時代の流れを読んだ我が社長に先見の明があったことと、
そして価格競争だけが強み、といったよくある会社・・・だと思う。

当然そのような会社なので「社員が誇れるような企業理念」や「充実した福利厚生」、「業界を代表するプロダクト」
なんてものはあるわけがない。

まぁ恐らく勤めている社員たちも「うちの会社は素晴らしい!」と胸を張って言えるような人間はいないだろう。

・・・あたりまえか。隣の芝生は青く見えるとはよく言ったものだ。求人情報を見れば見るほどほかの会社が羨ましく感じる。
そして、うちの会社には社員を根付かせるような仕組みもない。当然「愛社精神」なんてものは皆無だろう。

 

33歳入社3年目、管理部マネージャー、組織図でいうポジションはNo.2。つまり社長の次にえらい。それが私だ。

 

実は退職しようと思っている。

入社3年目で組織のNo.2というポジションはとてつもないスピード出世に聞こえると思うが、20名そこそこの会社なので恐らくそんなに大したことでもないだろう。

そんな私だが、実は入社時にあたって「独立を目指しているので3~5年で辞めます。」と話していた。そして今がその3年目。

 

・・・実は退職しよう思っている。

 

独立するための準備が整ったのか?いやいやそんなことではない。前述した通り、”隣の芝が青く”なって見えたのだ。

自分で言うのもナンだが、私は恐らく全社員の中で、”一番会社のことを考えて”仕事に打ち込んでいる。
趣味や付き合い、予定などはすべて後回し、あてられる時間をすべて仕事に向けている。ただ別に無理しているわけではない。
仕事は好きだし、不器用な性格だから1つのことに集中しすぎると他に手が回らなくなるだけだ。

そんな感じで仕事をしてきたが、最近不満がある。

「自分はぬるま湯に浸かっているのではないか?」
「本当にこの仕事を通じて成長できているのか?」と

要は、会社にいて外部から「学ぶことが何もない」状態になっているのである。

そうは言ってもNo.2。人から学ぶのではなく育てるポジションだということも分かっている、分かっているが・・・
まだまだ私も未熟者なのは自分でもわかっている。もっと多くの考えに触れて自分の視野を広げていきたい。

今の会社でそれが出来るのか?転職した方が自分は成長できるのではないか?

前職では1部上場の大手メーカーにいた私だが、どうしてもその時の企業理念や文化、意識の高い同僚やレベルの高い仕事、そして見合った対価。
比較するべきではないが、やはり比較してしまう。

今の会社には、管理職になってドンドン出世してやる!といった社員は恐らくいないだろう。ある程度腰かけで・・・か、困らないくらいのお金があればいいという考えの社員が大多数を占めている、と私は感じている。

そのような状態では当然受ける刺激も少なく、このままでは私も堕落してしまうのでは?と考えたのが転職しようと思ったきっかけだ。

 

意識の高さはただの怠け者?

恐らく優秀な人間はすぐに見切りをつけて動くのだろう。事実、ウチの会社にいた優秀(だと私が感じた)な人間は1年以内には転職をしている。人の入れ替わりも激しいので中々生え抜きが育っていかないのも困ったものだ。

だからこそ、私も入社時に宣言した通りこのタイミングで転職を考えたのだ。

私の不満というのが、”周りから受ける刺激が少ないこと”や、この会社で仕事を続けていくうえで”誇れるような企業理念や文化”も無かったからだ。
はっきり言って転職しない理由はない。その方が圧倒的に自分の人生のためになる。そう思っていた。

そこで、転職サイトに登録することにして、自己紹介ページを作成してみた・・・ときにふと、こう思った。

前職での不満を上げる場合、当然私は前述の理由を挙げるわけだが、面接官はこう質問してこないか?

 

「そのような不満に対して、あなたはどのようなアクションを起こしたのでしょうか?」と

 

嘘や方便を塗り固めれば大した障害にもならない質問だが、私はこの自問自答に対して深く考え込んでしまったのだ。

 

「俺にみんなの意識をどうしろっていうんだ?」
「そもそも、中途採用の俺が企業理念や文化に何もできないだろう」
「というか、そんなことは社長が考えることだ」
「みんなの意識を無理にかえることはできないだろう」
「俺だけじゃないか、利益度外視で仕事してるのは」
「そんなドラマみたいに変えられるわけない」
「っていうか転職した方が早いし、楽だ」
「・
 ・
 ・」

 

あぁ、そういうことか。俺は”何もしていなかった”んだな。

俺が企業の採用担当者だったらこんな人間いらないな。少なくとも、意識が高そうに見えて実は単にめんどくさがりで、たまたま見えた””隣の芝”がよかったもんだからそっちへ移ろうとした。そんな考えなどすぐに読まれてしまうだろう。

これではただ会社に対して文句を言って何も動こうとしない、「私が最も嫌っている人種」と同じじゃないか。

このまま辞めたら駄目だ。心からそう思った。

 

理想の会社になるように

じゃぁ私はどんな会社に行きたかったのか?そう、私はこんな会社に行きたいと思っている。

「誇れる企業理念や企業文化がある」
「社員は理念を大事にしている」
「刺激のしあえる同僚や、尊敬する上司がいる」
「他社からも一目置かれる会社である」
「皆が”入りたい”と思える会社である」
「ブランド力がある」
「会社の未来について語れる仲間がいる」
「充実した福利厚生がある」
「・
 ・
 ・」

ありきたりだと思うが、私は特に「理念、文化、そしてそれを大事にする仲間」を重要視していた。
しかし今の会社にはそれがない、だからといってそんなの私の立場で口を出すことではない。社長が考えるべきことだ。

「合わない人間はやめていく」

これは以前に社長が言ってたことだ。その通りだと思う。結局社長が会社だ、合わなければやめるしかないだろう。

 

・・・だから、

まずは”社長に考えを改めてもらわなければならない”のか。

 

私がやるべきことがはっきりとした。

まずは社長に思いを伝え、部下に思いを伝え、ぶつかって、やってみて、それでも駄目だったら会社を辞めよう。

誰かが動かなければ何も変わらない。それがたまたま私だった。それだけだ。だったらやるべきだろう。

私はこの会社が嫌いではない。社長も嫌いではないしむしろ尊敬している。部下も私のことを慕ってくれていると思っているし、みなよく頑張ってくれているとも思っている。だから、思い描いている理想の企業になれば何も転職する必要なんてないのだ。

だったら私が変えてやろう。実は皆心の中では熱い思いや野心があるのかもしれない。ただそれを表に出すような企業風土ではないだけなのかもしれない。

私はカンブリア宮殿やガイアの夜明けで見たような企業にしたいのだ。企業の成長を願ってみなと激論を交わしたいのだ。

だったらまず私が動くべきだ。そうでないと語る資格がない。

 

そう、会社を辞めるのではなく「変える」決意をした。

 

明日すぐにでも社長を呼び止めて話をしよう

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